歯科医、ときどき大学院生の徒然日記

あい歯科〜Ai Dental Office〜千葉県印旛郡酒々井町で働く開業医のブログです。日々の診療の中で感じたことや、大学院での研究生活などを中心に書いていきたいと思います。

日本顎咬合学会。

今日は、東京国際フォーラムで行われた日本顎咬合学会に参加してきました。
日本顎咬合学会

土曜日は診療があったので、日曜のみの参加でしたが、インプラント、審美歯科など普段聴けないことも多数あり、色々と勉強になりました。




総義歯セミナー

今日は、阿部晴彦先生の総義歯セミナーでした。
今回は、入れ歯作りの基準となる水平的な顎位の採り方、咬合器への付着などについてのデモ、レクチャーでした。

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これは自分のGoAトレーサー(顎の位置をはかる装置)です。

顎の位置は、高さと左右、奥行きと3次元的に決まるのですが、これは入れ歯や被せものを作る基準を設定するために必要な装置です。 ほとんどの方ははかったことがないと思いますが、大切な診断のステップのひとつです。

ものを咬んでいる時の顎の位置というのは、習慣的に普段咬んでいる位置と、顎が本来あるべき(だと言われている)位置には差があって、どこを基準にして入れ歯を作るかについては、諸説があります。

基本的には、人間の体、顎関節は適応力があるので、少しくらいずれていても問題なく機能しますが、ずっと奥歯がない状態でいた人や、変な噛み方で長年過ごしてきた人、間違った顎の位置で作った入れ歯を長年使っていた人の中には、きちんとした顎の位置をはかって入れ歯を作らないと、全然噛めない人もいます。

そういう人はまず治療用の入れ歯をしばらく使ってもらって、その顎の位置で咬めるかどうか、試してみたりします。時に治療に一年以上かかったりするのはそのためです。

手順としては、上顎にフェイスボーという装置をつけて、それをもとに模型を咬合器につけて、上記のゴシックアイーチトレーサーを装着し、水平的な顎の動きを計測します。患者さんによっては顎をずっと使ってなかったり、無理のある状態で使っていることがあるので、その場合顎を動かす練習だけで1時間くらいかかる場合もあります。

フェイスボーをつけなかったり、ゴシックアーチトレーサーを使って顎の位置、咬み合わせの位置をきちんとした位置で決めてから入れ歯を作らないと、咬み合わせが合わなかったり、合わない入れ歯が出来上がってしまうことがあります。

通常、奥歯がずっとなくて、咬み合わせが狂ってたり、顎運動に問題がありそうな方は、基準となる顎の位置で、一度入れ歯を作り、きちんと咬めるかどうか様子を見ることになります。

自分の場合は、矢印の先に2つ穴があいていると思いますが、右側の穴の方が上下の正中はびったりあっていますが、習慣的には左の穴でカチカチとものを噛んでいるようです。右上の親知らずがあるせいで、習慣的に咬んでいる位置と、顎関節の正しい位置にずれが生じています。症状が今のところないので、しばらく様子をみますが、何かあれば親知らずは抜いたほうがいいかもしれません。

以上、今回はGoAの作成、模型への付着、あとは総義歯のフレンジテクニックのデモが中心でした。フレンジテクニックというのは、ようはティッシュコディショナーを使った粘膜面の調整方法のことです。

阿部先生は、Dr.Poundから習ったそうですが、これも本当に素晴らしい、テクニックだと思います。
臨床歴40年の職人技とでもいうのでしょうか。今すぐにはとても真似のできるものではありませんが、少しでも近づけるよう日々努力を重ねていきたいと思っています。


千葉県酒々井町の歯科医院 あい歯科

骨造成セミナー

今日は、知り合いの口腔外科の先生にご紹介いただいた、骨造成セミナーに参加してきました。

水平的に吸収してしまった骨をGBRや結合組織移植を試用せずに増やし、インプラントを埋入するための手技です。

水平的仮骨延長術というのでしょうか。
そのほか、チタンメッシュを用いたGBR法や、人工骨、自家骨の使い分け、切開剥離など口腔外科の基本も学べ、大変有意義な一日でした。

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あい歯科〜Ai Dental Office〜

総義歯セミナー2回目

今日は、総義歯の講習会でした。

今回は、人工歯の排列と、フェイスボートランスファーと咬合器の装着まで。

なかなか手技が複雑で、慣れるまで大変ですが、システムの考え方は非常にいいし、すぐに取り入れられる内容なので、なんとかものにしようと思っています。

具体的な内容、感想はまた後日アップします。


総義歯セミナー

今週末は、阿部晴彦先生の総義歯セミナーに参加してきました。
このコースは、阿部晴彦先生が主催されている総入れ歯のコースで、9ヶ月に及ぶ実践コースです。
今回は昨年佐藤直志先生のぺリオベーシック、アドバンスコースを受講したのがきっかけでした。

審美、インプラント全盛の時代に、何で総入れ歯なの?と思われるかもしれませんが、総入れ歯を作るための知識、技術というのは、審美やインプラントの基本となるものなのです。

第1回目は、総義歯の診査、診断から、フェイスボートランスファーの咬合器付着までの講義とデモが行われました。

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今までも相当な数の総入れ歯を実際に作成しており、全く新しい知識や技術というのはないのですが、やはり基本の大切さを実感し、自分の診療に対する意識を大いに刺激されました。そして、

「歯科医にはこだわりが必要だ。。」

と改めて、そう思わされた講習会でした。
これから11月まで、大いに学び、知識や技術を吸収していこうと思います。

一人でも多くの患者さんのお役に立てるように。。

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